教育再生懇の「ケータイ禁止」 これまでの議論無視した「思いつき」(J-CASTニュース5/19)

リンク先記事では、政府の教育再生懇談会が「ケータイ禁止提言」を中間報告書に盛り込む方針を決めたことに絡めて、子供がケータイをもつことの問題性だとか、表現の自由の面から規制は問題だとか、そういうことが載ってはる。

まぁ子供にケータイを持たせるべきかどうかという議論は今に始まったことではありませんが…おら問題はもっと単純なことだと思う。
それは子供にケータイを買い与える親が無知で経験不足であること、とにかくそれに尽きるということです。

まず大前提として、ケータイでネットに繋いで書き込みなりSNSなりブログなりプロフィなりするってことは、日本中に対して情報発信しているのだと理解すべきです。
まぁばらつきはありますので実際に見ている人はせいぜい100人とかそんなレベルであっても、全国紙に写真が載ったぐらいの露出はあると考えるべきね。手にしているのがケータイなだけで、実際利用しているのはネットですからね。
なんかmixiでも「ウィルコム買ったから誰か電話して~」とか日記に書いて電話番号とメアドを書いているアホっ子がとんでもなくたくさんおりますが、それはあれですよ、電話番号を書いたビラを街中で撒き散らすのと同じかそれ以上の愚行ですよ。どんなトラブルにあっても当然ぐらいの危険な行為です。

それなのに全てに公開などでそれをやっている人の多いこと多いこと…ねぇ…
こう言っちゃ悪いが、「自分は大丈夫」と思っている人は本当に大丈夫な人と自分をわかっていないだけの人がおってね、んでもって本当に大丈夫な人なんて1割もおらんのよ。ほとんどの人は自分が生んだ良いだけだとも気付かずに危険な綱渡りを続けているだけ。
あれと同じよ、無知なままケータイを利用することはね、深夜にヤバイ人たちの溜まり場に1人で飛び込むような自殺行為ね。

そのことをまず子供でなく親が知るべきです。
ネットに公表するのはどんな情報ならまだ安全か、どんなことは危険なのか、またどういう利用環境だとより安全なのか、それを親が知った上で子供の教えること、これなくしてはもはや議論以前の問題ですよ。だって親の無知のせいで子供が犠牲になるようにけしかけているんですからね、もう論外です。

あとはあれですな、フィルタリングは万能ではないと理解すべき。
あんなの幾らでも抜け道はある、ただやらないよりはマシというだけの代物。
そして端末自体にもロックなり規制なりを掛けるべきです。

そして親は子供とよく話し合うべきです。
本当にネットへのアクセスが必要なのか、メールの利用は必要なのか、通話はどうか、そしてそれらについて全面開放するのか、部分的に許可するのか、あるいは全面的にそれを禁止するのか、そこをちゃんと子供と話し合って、どういう危険があるのかも教えた上で双方納得した答えを出すべきです。
ハッキリ言って楽じゃないですが、それを避けるぐらいなら親などならなければいいんですよ。そういう親は親以前に子供から脱却できていないだけの存在でしかありません。

そういう当たり前のことをしないでただ買い与えるから問題が発生するんですよ、多くの場合。

包丁だってね、使い方を誤まれば危ないんですよ。人を傷つけたり自分が傷ついたりするんです。
でも普通は使い方を教わるでしょう? どういう使い方だと危ないだとか、何を気をつけねばならないかとか。まぁおらは教わらずに自分で学びましたが、そういう場合は指なくなっても仕方なしと親は思うべきでしょうよ。
同じようにケータイについても危険があるのだと、そう認識しなくてはならないのです。
だってその手にしているケータイはね、その電波の向こう側に相手がいるわけなんですよ。しかも相手が運良くマジメで人がいいとは限らない、うかつな子供を狙って物色している輩も存在するわけです。

こんな当たり前の認識についてがまだ親に浸透していないから、子供はなおさら平気だと思うんですよ。そして多くの場合、危険だと知る時には既に事が起こった後だったりもすると。
親が子供に買い与えるケータイは便利だからこそ危ない面もあるのだと、まずはそこから始めないことには政府のなんだか会が何を言おうと、学校がどういう対応を決めようと、おらは意味を成さないと思いますぞい。