事業者純増数累計
au+11万54003022万0500
ツーカー-23万41000
KDDI全体-11万87003022万0500
NTTドコモ+9万60005348万3700
ウィルコム-1万2600460万2700
ソフトバンク+19万29001877万9100
イー・モバイル+9万240050万3900
総計+25万00001億0758万9900
4月の携帯・PHS事業者別契約数(電気通信事業者協会)
4月の携帯・PHS契約数、ツーカー終了でKDDIが初の純減(ケータイWatch5/9)
ツーカー終了でKDDIが純減、イー・モバイルは50万契約を突破──4月契約数(ITmedia+Dモバイル5/9)

4月のケータイ契約者数が発表されました。
今月こそはツーカーの契約者数が0となりまして、みどりうか流「携帯でもPHSでも同じキャリアなら一緒にしようよ方式」もついに今月で最期となります。
でもウィルコムが次世代PHSとか始めたらもしかして集計別? さらにデュアル端末だとドコモの2in1みたいに純増数上乗せになっちゃうの!? とか思いながらそのうち復活するかも知れないよね、と思いながら今月はお届けします。

今回の純増トップもソフトバンクモバイル、ついに丸1年となる12ヶ月連続純増トップとなりました。
そしてKDDIはau単独でもソフトバンクに及ばず、ツーカーの停波による純減を加えると初の純減を記録しました。
そしてNTTドコモはそこそこ好調、ウィルコムは再び純減、イー・モバイルは好調という結果になりましたが、細かく見ていくとまた面白い現象がチラホラ見て取れるようです。

まずは今月も純増トップだったソフトバンクモバイル、ついに丸一年純増1位をキープしてしまいました。
みんな、騙されてはいないか(=ω=?
と本音ではそう思っているおいらですが(というかあちこち見ていると理解しないで契約して中途解約し手痛い目に合っている人は少なくないようですが)、今回も内訳を見るとなかなか面白い現象が起こっています。
ソフトバンクの今月の純増数19万2900のうち、東京が9万0800で約47%を占め、さらに東海、関西、九州を加えると純増数全体の86.3%を占めることとなります。
ところがそれ以外の地域ではauやドコモと大差なかったり、負けていたりという状況でしかありません。
これらから類推するに、ソフトバンクモバイルは都市部で契約されているのだろうと思われます。
ある意味これは納得のいく話で、そこそこの規模の企業がコスト削減の為にホワイトプランを契約するとその多くが東京での契約となるだろうことは想像に難くなく、またオンラインショップでの購入は東京に加算されるからです。
がしかし、地方では未だにソフトバンクのエリアに問題があると言われており、個人でも法人でもソフトバンクが選択肢にすら入らない地域は少なくありません。
その辺りが東北などの地方でのソフトバンクの伸び悩みになっていると容易に想像できるわけです。
まぁいずれにしても、ソフトバンクはまだまだ真摯なサービス提供についていろんな意味で難があるとおらは思っています。
先日某ケータイニュースサイトでのソフトバンクモバイル副社長のインタビュー記事なんかでもそうですが、他社の問題点は難癖を付けて必要以上に大事として騒ぎ立てていたにも関わらず、自社の問題点については論点をズラして優位性だけをアピールする、そのあからさま過ぎる自社びいきの姿勢はユーザーのためというよりも、ソフトバンクの為だけではないかと思わずにはいられない、ということです。
そのソフトバンク体質とも言えるリスクを理解した上で契約する必要があると思うのですが、現状そうはなっていない部分も見え隠れしており、とにかくユーザーが痛い目を見なければ言いなぁとおらは未だに思っています。
ついでに言えばソフトバンクはARPUの問題や資金繰りの問題もクリア出来てはいないわけでしてね…ARPUは上がる要素がほとんど無いし、資金繰りも新スーパーボーナスを債権化して売ったはいいが額面割れになる可能性が高いとか、それ以前に新スーパーボーナスの5%は回収できていないとかいろんな話が聞こえてきていますし、結局そのツケは誰が払うのかと言いますと普通の会社は会社が被るところですが、ソフトバンクは平気な顔してユーザーに押し付けてきますからね。
おらのソフトバンク嫌いは置いとくとしても、ソフトバンクユーザーは注意しながら使う方が良いと思いますぞい。

さてKDDI、今月ついにツーカーが0になりましたな。
なんでも純減のうち21万7900はプリペイドだったそうで、そう考えるとツーカーの普通の料金プランは1万6200契約となり、auを含む他キャリアへの移行はほぼ完了していた感じのようです。
au単体での純増総はソフトバンクに大きく差をつけられましたが、何故か東北が好調で九州が振るわなかった感があります。
正直、理由はわかりません。
ただもしかしたら、地方でソフトバンクに負けていないと言うことなのかもしれませんね。
実質支払額では実は安いauではありますが、auブランドがイマイチ不調な部分が残念な気がします。

ドコモは今月まずまずの好調ではないでしょうか。
au単体の純増に及ばなかったものの、それでも一時期ほどの低調ぶりは無さそうですし、まぁ特に不安材料もないかと。まぁ良い材料もないわけですが。
ただドコモ中国だけがわずかながら純減に転じているのが気になります。中国地方は明らかにソフトバンクに食われている感じです。
まぁそれでも全体的に見れば小さなことですので、しばし様子見という感じでしょうか。

イー・モバイルは9万2400の純増と、エリア的なことも含めて考えれば好調と言えるでしょう。
ただぶっちゃけどうなのかわからない。ネットを見ていてもデータ通信のことは出てきても、音声のことはさっぱり無いと言ってもいいぐらいの状態で、判断材料が足らな過ぎる感じではあります。
まぁイー・モバイル的にはまずは早期の100万契約、というところを目指したいはずなんですけどね、ユーザー増での速度低下だけが気になります。

ウィルコムストア
ウィルコムストア
さてウィルコム、やっぱり純減きました。
そして先月もあった東京純減に加えて、東海、九州、沖縄で純減です。
まずこれまでの純増を牽引してきた東京の不調、これはオンラインショップと法人、そしてデータ通信の不調の影響であると思われます。ぶっちゃけソフトバンクとイー・モバイルに食われてます。
今回の東海と九州の純減、そして関西の微増止まりも同じ理由ではないかと想像できます(沖縄はちょっとわからんが、今までを考えればあまり変わらない気もする)。

これは裏を返せば、地方ではまだまだ勝負可能と言うことでもある。
がしかし、大きなパイの取り合いとなる都市部で弱いと言うことは大問題ですし、それ以前に本来都市部こそ強くあらねばならぬウィルコムPHSにとってはプライドを傷つけられまくっている状況にあるわけですよ!!
だからもうその辺りを考えると、やはりこれは純増へ向けての何らかの対策をすべきでしょう。

ウィルコムの中の人は「音声堅調、データ不調、音声だけなら純増」みたいに言っていますが、トータル純減になるってことは、データで巻き返すか、音声をさらにがんばってカバーするかしかないわけでして、現状いっぱいいっぱいのデータ通信の金額はもうどうしようもないと割り切って(まだ新つなぎ放題2xのみで月2880円とか出来る気もするが)、音声でウィルコムが現状カバーできていない部分もカバーする、もちろんウィルコムらしさも出しつつ、という方法論をマジメに投入すべきではないでしょうか。

まぁ平たく言うと「月1480円で音声定額無しだけれどもメール定額付いている『ウィルコム標準プラン』ってどうよ?」と何度もおらが言っていることにたどり着くんですけどね、ぶっちゃけ基本料0円なんて無謀すぎるし、無理なく実現出来てウィルコムらしさを出せるのはおらこれぐらいしかないと思うんですよ。イヤホントに。
ウィルコムの中の人、次世代にお金持っていかれてしょうがないのはわかりますが、そろそいろ勝負時かも知れませんぞい。

最期に今回は、おらのケータイに関する本音を吐露してみます。勝手ながらね。

おらはケータイは、ユーザーに対して真摯であるべきと考えています。
ケータイはもはや一般人の為のツールです、まぁ本音は「説明書全部読め!」とか「水に濡らしたら壊れると思え!」とか思っていますが、それでも最低限一般人の持つ当たり前の家電のような存在であるべきで、PCなどのようにある程度の知識をもっていないとバカを見るようなことは無い方向に行くべきだと思っているわけです。

だから見た目上の安さだけをアピールする、ソフトバンクモバイルやイー・モバイルは間違っていると思います。ソフトバンクは明らかに部分的な料金の安さのツケを他で払わせているし、2ヶ月端末支払い0円とか言っても支払いを2ヶ月先延ばしにしているだけだし、イー・モバイルなんて実際の支払額ではけっしてありえない0円をアピールしているだけで、一般人がパンフを一読して理解できるとは思えないからです。

それに比べると、ドコモやauやウィルコムはまだ真摯な部類。
ドコモはキッパリ「バリューは分割払いしてもらいます」宣言をしているし、auは「従来どおり端末は一括払いで月々はケータイ代だけのフルサポートを推奨」って態度だし、ウィルコムは「分割で端末代は0円から、でも2年間使ってね」と一見ソフトバンクちっくだが、あちらと違って本当に0円は0円だからね(通常想定されている使い方ならソフトバンクみたいなことは起こらないしね)。

ということでおらはケータイキャリアは、今のドコモやauやウィルコムのような存在であるべきだと思うわけです。
誤解を恐れず言うならば、ソフトバンクやイー・モバイルの販売方法というか表現方法は、禁止すべきとさえ思っています。あれはダマシの部類です。

まぁどっかの社長は「それこそがグローバルスタンダード」とか言うかも知れませんが、私は日本国内においてはそんなダマシまみれの表現はすべきではないと思っています。それが正しいと言うならば、私はそんなグローバルスタンダードなんていりませんよ。

私は日本人に対して、日本のケータイキャリアは日本のよさを無くさない真摯な存在であって欲しい。
もはや当たり前の存在になってしまったケータイなのだから、当たり前に騙さずにいて欲しい。
ソフトバンクのズルを少なからず知っている存在として、私はそのことを強く心配しているわけなんです。

せめてウィルコムだけはこれからもズルしないでね。近頃軽くちょっとずっこいよ。