事業者純増数累計
ドコモ携帯+3万91005298万0800
ドコモPHS-2万380028万6500
ドコモ全体1万53005326万7300
au+16万60002891万0000
ツーカー-3万220044万0900
KDDI全体+13万38002935万0900
ウィルコム-2万3100462万2400
ソフトバンク+15万86001721万1100
イー・モバイル12万2300
総計+28万46001億0457万4000
10月の携帯・PHS事業者別契約数(電気通信事業者協会)
10月の携帯・PHS契約数、ソフトバンクが好調を維持(ケータイWatch11/7)
auとソフトバンク好調維持、契約増加数はやや鈍化──10月契約数(ITmedia+Dモバイル11/7)

10月のケータイ契約者数が発表されました。
流行り廃りにはノータッチな今回も毎度おなじみのみどりうか流「携帯でもPHSでも同じキャリアなら一緒にしようよ方式」で勝手に集計してみました。

今回もソフトバンクモバイルが純増数トップで、6ヶ月連続ソフトバンクモバイルが純増数首位となっています。
そして今月、ウィルコムが純減へと再度転落しました。
しかしその内訳を考えると、今回の純増数は今後の参考にはあまりならないかも知れないです。

まずは6ヶ月連続純増数トップとなったソフトバンクモバイル、毎度言っているようにその内訳のほとんどがホワイトプラン+新スーパーボーナスでの契約となっていることでしょう。
しかしこっそりと980円端末がなりを潜めつつあって(店頭在庫限り?)事実上月980円のみで使える端末がなくなっている状態にあり、また各種保証オプションもジワジワと適用範囲を狭めつつもあるなど、かつてヤフーBBで店頭でADSLモデムを配ってその後ジワジワと料金を上乗せして結局ヤフーBBの方が高くなった、というようなプロセスを進みつつあるようにも思われます。
またハイエンド端末のラインナップに注力している感もあり、さらにはホワイトプランからWホワイトに主軸を移そうとしている意図もミエミエで、もはや安いソフトバンクモバイルという実態はなくなろうとしているようにも思えます。
しかし一般にはまだまだしばらくは「安いソフトバンクモバイル」というイメージだけが残るでしょうから、ある意味これからがソフトバンクビジネスの真骨頂となるのでしょう。解約しようにも多くの場合には高い残金に泣かされると。
今後は今まで以上に、ソフトバンクモバイルと契約する際には契約書等を熟読しておいた方が良いのではないかと。

KDDIはau単体ではソフトバンクモバイルを抜きさりましたが、ツーカーの純減分でソフトバンクモバイルに7400及ばなかった形です。
しかし内訳を類推すると、ソフトバンクモバイルとまったく違っているだろうことが想像に難くない。というのも、MNP利用でのauへの新規契約が5万7500とソフトバンクモバイルの1万5700の4倍近くもあるからです。
ということはauではメインケータイとしての移行が多いだろうことが推測されます。言い換えるならば、ある程度ARPUが見込めるユーザーの移行も多いだろうということであり、ソフトバンクモバイルのARPU減少に繋がるようなユーザー純増とは対照的な事象です。
もしかしたらこの流れで行けば、今年中にKDDIが月の純増数トップを奪い返すということも十分在り得ます。来月、再来月が楽しみですな。

ドコモはPHSの純減分を合わせても純増ですが、うちの方式ではわずか1万5300の純増とふるってはいない状態です。
しかしMNP利用は7万500の大きな純減となっており、見方によってはドコモ携帯単体の新規契約は最低でも11万はあるとも見れます。
まぁそれだけ入りも出も多いのでしょうが、これはなかなか興味深い現象と言えます。というのもドコモの場合には、流出を防げば純増する能力はまだ高いと言えるからです。
とは言え今はケータイの加入者数が頭止まりしようとしている時代、今後どのように動くのかの予測は難しいと言えるでしょう。

ウィルコムストア
さて、ウィルコムですが、やはり純減していました。
個人的なあれですが、10月10日以降の販売店などでの話を聞いていた限りでは当然の純減でしかありません。
というのも、根本的な大きな問題が再度露出してしまっているからです。

ウィルコムの販売における一番の問題点は、エリアがどうだとか、料金体系がどうだとか、そういうことではありません。
キャンペーン時の端末供給が追いつかないこと、これこそが一番の問題点なのです。

今までもキャンペーンや新発売の度に、その対象端末が売り切れになってきました。
近頃ではAX530INやAX520INなんかがその典型、AIR-EDGE[Pro]が月6000円で利用できるのは良いことですが、肝心の対象端末が売り切れ続出で一ヶ月待ちなんてどういうことでしょうか。もう他のデータ端末のライン止めてでも増産しちゃえ!って話です。

今回の10月10日のW-VALUE割引価格の改定も同じです、実質0円端末だらけにしたら、今まで「ウィルコムにしたいけど端末高いしな~(=ω=」とか言っていた人が買いに走るのは目に見えています。
しかもそんな改定を機種変も対象でおこなったもんだからさぁ大変、まずは新規ユーザーよりも機種変ユーザーが飛びついてしまった。
だから10月中旬からはウィルコム販売店では売り切れが続出、だってそんなに大量に在庫を抱えることも出来ませんからね、そりゃ売り切れにもなるぞと。
そんな状態では新規ユーザーに端末が行き渡るわけもなく、当然のように機種変ユーザーばかりが端末購入をして、新規ユーザーは入荷を待つというか店頭にきてあるかどうかを確認する状態にあり、純増には繋がらないというわけです。

ケータイWatchの記事には「割賦販売のW-VALUE SELECTを10月から本格的にスタートし、キャンペーンも開始した。しかし浸透までに時間がかかり、10月の数字には反映できていない。早期に浸透を図り、純増に戻していきたい」というウィルコム広報の声が載っていますが、実際には機種変ユーザーの方がいち早く飛びついて新規ユーザーに端末が行き渡っていない、というのが地方での実情です。
もうあれです、注文したら翌日に届くぐらいのレベルの供給体制をウィルコムでは整えて欲しい、そこが今のウィルコムというか昔から相変わらずな部分なわけです。

ということで、今回の純減は予想の範囲内というかもう鉄板でした。
正直おらも10月10日以前は「純減しそう!」とか思っていたが、もう10月中旬で「あぁ…忙しいが純減だ…」と思った。むしろそれ以外は思えなかった。てな感じですね。
まぁそういう意味では結果的に広報さんの言うことと同じで、11月分の発表でどうなるかになってくるんでしょうね。

イー・モバイルは今月は発表なし。

まぁ某所では相変わらず「ウィルコム終わった」コメントをたくさん書いている暇人がおられますが、今回の結果を見る限りではまぁ全キャリア予想の範囲内、auが良い方向での予想内かな、という感じでしょう。
来月もそんなにはサプライズ無しでいくのかな、という感じです。あるとすればKDDIのトップ返り咲きとウィルコム純増ぐらいではないかな、と予測しておきましょう。