★この記事は1つのご提案12月前半のお題「乗り物の思い出」を受けての記事になります。★
関連記事→思い出のバス?(Hello!TERMINAL)
関連記事→1年に2回は乗った津軽鉄道  一つのご提案(hommeの交通雑記12/12)
関連記事→乗り物の思い出(八戸の歩き方ブログ12/13)
関連記事→日本最長バスの誕生の思い出(八戸鉄道・バス研究会別館ブログ12/14)
関連記事→さよなら,やまびこ 83号。(!VC かあいテレビ12/16)

私は小学校4年から6年にかけて月2回、市が八戸児童科学館にて行っていた「発明クラブ」に通っていた。
発明クラブは木工や電子工作、電気工作やプラスチック工作、竹工作と幅広い図工ちっくなことを行うモノで、そこで様々な道具…ノコギリカナヅチはもちろん、電動糸ノコや卓上ボール盤、半田付けにノミの扱いなどの使い方を教えてくれた場であり、その技術や知識は今の私に至るまで大きく役立っております。

その発明クラブに行く為に、私は本八戸駅から三中前までを市営バスで通っていました。
そんなある日の出来事です。

その日、私はいつものように本八戸駅から市営バスに乗りました。
いつものように乗車券を取り、市庁前を通って八戸市中心街を抜けたところです。

ふとお金を取り出しておこうとポケットに手を入れると、そこにあるはずのサイフがありません!
周りを探してもカバンの中を見てもありません。
落したのか忘れたのか…とにかくサイフがないということだけが事実です。

困りました…小学校に入る頃から1人でバスや鉄道に乗って従兄弟の家に言ったりしていたおいらの、初めての失態です。
もうどうしていいのかわかりません…正直泣きたい気分になりました…
でも泣いても仕方がないですし、なんとか事情を説明して後から払うとか、そういうことを運転手に頼もうと思い立ち、運転手へと足を進ました。

小5りうか「あの…すいません、サイフを忘れてきたので後から必ず払いますから次(二十八日町停留所)で下ろしてください」
市営バス運転手「そうか…どこまでいくとこだ?」
小5りうか「あの…三中前です…」
市営バス運転手「そうか、わかった。今回はお金はいいからそこまで乗っていきなさい。」
小5りうか「え、でもそんな…」
市営バス運転手「いいから乗ってけ、次からはお金を忘れないようにな」
小5りうか「ありがとうございます!」

すっかり怒られるとばかり思っていた私だったので、驚きとうれしさで何度も頭を下げた事を記憶しています。

運転手さんにしてみれば「しかたねぇな…まぁこの時間によく見る子だし今回はいいか…」ぐらいのことだったのかも知れないと、今でこそ思えば想像できますけどね、
でも子供心に本当にうれしかったのを覚えています。